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【小学生】【365のみじかいお話】を寝る前の10分で読み聞かせて語彙力と想像力を伸ばす

【小学生】【読み聞かせ】【365のみじかいお話】寝る前たった10分で語彙力と想像力を伸ばす Books & life
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小学生だからこそ読み聞かせは有効

こぐまマミー
こぐまマミー

読み聞かせっていつまで?赤ちゃんだけ?小学生はもうやらない?

”読み聞かせ”といえば、赤ちゃんに絵本を読んであげるというイメージがありませんか?
そんなことはありません。

クリティカルエイジってご存知ですか?
認知科学者の苫米地 英人さんはこのように述べています。

クリティカルエイジとは脳の学習限界年齢】のこと。
つまり、脳が最も効率よく学習する期間のこと。
言語学でいうと【最も適した年齢は8〜13歳】

私の娘は6歳、息子は8歳です。

確かに、私の子供たちは毎日のように言葉の意味を質問してきます。
それはゲームや本の中で見つけた熟語だったり、アニメの人物のセリフだったり。

言葉がある程度理解でき、語彙を沢山吸収する今だからこそ、読み聞かせの効果が最高潮に達しています!

ただ、読む本は選ばないといけません。
簡単すぎると思考力が伸びません。

365のみじかいお話

私自身、本が大好きです。正直何冊でも欲しいし子供にも買ってあげたいです。

でも本の値段って結構高い上に、意外とすぐ読み終わってしまいますよね。

安心してください。この一冊だけあれば十分です!

365のみじかいお話/白百合女子大学名誉教授 田島信元監修

1日1ページ、365日分のお話が入っている。
日本・世界の昔話や名作、落語、伝記などが網羅されている。
ゆかいなお話、ためになるお話などジャンルが様々で飽きない。

目次や索引も充実していて、目的のお話を探しやすいです。

各日付ごとにお話が設定されていて、
季節の行事に合う作品が掲載されています!

1日1作あたり6.9円で365日続けられる高コスパ

図鑑並みの大きさで、いわゆる鈍器本と呼ばれるものですがたったの2,530円。
Kindleならもっとお得で2,024円。

一年間、1日1ページ読むなら1日1作あたり6.9円です。

本は何度も繰り返し読みますから、実際得る知識量を考えてもコスパ最強の本です。

この一冊だけで日本と海外の名作を網羅

教科書には載っていない名作、世の中には沢山ありますよね。

題名は聞いたことがあるけれど、読んだことはないという名作。
大人でもあると思います。

実を言うと、私もこの365のみじかいお話を子供に読み聞かせて、初めて内容を改めて知った物語が数作品ほどあります。

こぐまマミー
こぐまマミー

金太郎って源頼光の家来やったんや!酒呑童子の話と繋がっている・・!

受験勉強が始まると本を読む時間は、ほとんどありません。

社会人になると仕事が忙しくて本をゆっくり読む時間なんて、ありませんよね。
あったとしても童話は読まない事が多いです。

子供の語彙力が圧倒的に増えるこの年齢に、親御さん自身の言葉でぜひ読んであげてほしいです。

宮沢賢治さんの作品、源氏や平氏にまつわる物語なども含まれています。

今後、試験の題材として使われる事もあるのではないでしょうか。
日本史に興味を促すきっかけにもなり得ます。

この投資は全く無駄にならないと私は思っています。

毎日寝る前の【たった10分】トレーニング方法

【理解力】絵がなくても言葉を脳内で理解しイメージする

まず、タイトルを読み、お話のジャンル、タイプを先に説明します。
タイトルの部分にそれぞれ記載があります。

どんな系統の話か、挿絵も合わせて見せることでイメージしやすくします。

【ジャンル】日本の昔話/イソップ童話/グリム童話/落語のお話/伝記物語など
【タイプ】ゆかいな/ためになる/ふしぎな/なける/心あたたまる/こわい


1ページの分量は、1行約20文字×28行×3列
だいたい5分もあれば読み終わる分量。
挿絵も1話ごとに描かれている。

【要約力】このお話を通して筆者は何を伝えたかったのか

読み終わったら、どんなお話だったか理解出来ているかを確認します。
子供自身にあらすじをおおまかにまとめて貰います。

こぐまマミー
こぐまマミー

はい、どんなお話だったでしょうか?説明してみて〜

この質問をされると分かっているので、ちゃんと聞くんですよね。
お話によって理解度が違うので、都度分かりやすいように説明しながらあらすじを一緒に振り返ります。

登場人物の関係性、物語の流れ、顛末をまとめる。
このお話のPointは何かを話し合う。
【例】悪い事をすると自分に返ってくる、何かを失って大切なものに気づく、など。

【想像力】登場人物の気持ちを考える

幼児は視野が狭いので、自分自身の暮らす環境しか知りません。
友達も、世界中の人々も皆同じ暮らしをしているのだと思っています。

読書は別の国、別の時代など、自分とは違う環境を想像の中で擬似体験できるのです。

登場人物の行動が相手へもたらす感情について考える。
自分の行いが相手の思考や行動を左右する、想像力を養う。

こぐまマミー
こぐまマミー

相手の気持ちを想像できる力は、コミュ力に繋がります

小学生は、自分と周りとの違いに段々気づいてくる年頃です。

知能、身体能力、貧困、家族、性別、国籍。
その違いを理解できるようになった時、相手にどんな言葉をかけるのか。

経験した事のない辛さを知る相手の、気持ちを全て理解するのは大人でも難しいです。
だからこそ読書で沢山の感情を知って欲しいのです。

【語彙力】文語ならではの新出単語を覚える

読みながらで構いません。
難しそうな言葉は、念の為知っているかをその都度確認します。
簡単に説明しながら進みます。

難しい単語にはページの下部に注釈がついている。
【例】長者:お金持ちの人

注釈のついていない言葉でも、子供が知らない単語は結構あります。
日常会話ではあまり使わないような言葉です。

例えば、『貧しい』という単語が出てきて、子供が意味を知らないと言った場合。
『お金がない』『貧乏』と同じ意味だよ、と教えます。

『けち』『冷や汗』『おふれ』『みすぼらしい』『とんち』などなど。
簡単そうで意外と知らない言葉が、まだまだある年齢です。

後日、説明した言葉を再び質問してみます。

こぐまマミー
こぐまマミー

質問は寝る前でなくてもOK。車の中で突然クイズ形式で聞いてみたり。

何度か繰り返すと確実に覚えていきます。

普段の会話だけでは補えない語彙力が、読み聞かせで育っていると実感できますよ。

子供が好きなタイトル5選

我が家は1日に2〜3作品ずつランダムに読み、全作品読み終わりました。現在2周目です。

ですが、飽きる様子はありません。
むしろストーリーを覚えてきて、読んで欲しいとせがまれます。

馴染みのある作品の一例
ウサギとカメ/シンデレラ/ヘンゼルとグレーテル/ブレーメンの音楽隊/浦島太郎/大きなカブ/注文の多い料理店/赤毛のアン/オズの魔法使い  など

世界の名作や、偉人のお話が沢山詰まっています。

その中でも、子供が好きな作品5選をネタバレなしで紹介しますね!
こんな作品が掲載されているのだな〜と参考にしてください。

北風と太陽/イソップ童話 ためになるお話

旅人のマントをどちらが先に脱がす事が出来るか、北風と太陽が勝負をするお話。

6歳の娘がこのお話が大好きです。
力技で無理に解決しようとせず、相手の立場になって心や行動を読む事。
シンプルだけど学びのある作品です。

おとうふどっこいしょ/日本の昔話 ゆかいなお話

もの覚えのよくない小僧さんが、和尚さんに買い物を頼まれるお話。
オチが最高です。
我が子は二人ともこのお話が大好きすぎて、いつも爆笑しながら読みます。

これはジャンル的に閑話ですね。
思考を巡らす話ばかりでなく、単純に笑える話もあります。

大きい魚と小さい魚/イソップ童話 ためになるお話

大きい魚は小さい魚に対して、いつも威張った態度をとっている。
そんなある日、一人の漁師がやってきて・・。

大きい、小さい、どちらも良し悪しがある事を学べる作品です。

しゅげむじゅげむ/落語のお話 ゆかいなお話

生まれた男の子の名前をつけようと、片っ端から思いついた言葉を書き出していくお話。

「じゅげむじゅげむ、ごごうのすり切れ、海砂利水魚の〜」というやつですね。
これは私の小さい頃も流行りました。あの頃は全部言えなかったのに、今更覚えてしまいました。

我が子もすっかり全部暗記し、学校でも呪文のように唱えているみたいです。

にせものの王かん/ギリシャの昔話 ためになるお話

アルキメデスの原理がどのように発見されたかが分かるお話。
金の王かんが偽物かどうかをどのように見破るか、必見のお話。

小学生には難しい原理なのですが、興味津々で思考を巡らせていました。
物質の重さ、容積、水に沈めるとどうなるか。一生懸命説明しました。

果たして本当に理解してくれたのか不明ですが、興味を持ってくれたので良しです。

興味を持った作品は原作小説を読んであげる

365のみじかいお話、内容がまとまっていて分かりやすいです。

ただ難点もあります。
それは登場人物の心の機微が分かりにくいということです。

セリフもカットされている部分が多いです。

そこで!お気に入りの作品ができたら、ぜひ長編を読んでみましょう!

長編を読み聞かせる場合は、一章を数日に分けて読み進める。
有名作品は翻訳が沢山ある。対象年齢を見て、読みやすそうな本を選ぶと良い。


私は少年文庫ではなく、がっつりオリジナル版を読み聞かせました。

こぐまマミー
こぐまマミー

私は長編派なので自分も読んでいて楽しいです。

幅広く端的にまとめられた物語に触れることは、作品や作者への興味を持つきっかけになり、そこから知識が広がっていきます。

『365日のみじかいお話』の良いところです。

主人公はどうしてその行動をとったのか、行動によって何を得たのか、もしくは失ったのか、更に理解を深める事ができます。

原作小説おすすめ

不思議の国のアリス/ルイス・キャロル

アリスといえば、ウサギ・チェシャ猫・クイーン・トランプの兵隊などがイメージに浮かびます。
実は他にも、にせ海亀やロブスターなど、個性的なキャラクターが沢山いるんです。

短縮版にはない奥深さを知る事ができます。
アリスは脳内が忙しく、とってもおしゃべりな子なのです。

こぐまマミー
こぐまマミー

アリス、こんな子だったのか。思考がぶっ飛んでいて忙しいな・・

「今、そんな事言ってる場合じゃないよ!」と私の子供にすらつっこまれるアリス。

言葉遊びや、会話のやりとりも是非長編で読んで面白さを体験して欲しいです。
長編だからこそ、この結末が生きてくると私は思います。

児童心理学的な要素もあって、どのような象徴として描かれているのか探るのも一興です。
本好きのご家庭には是非読んで貰いたい一作です。

銀河鉄道の夜/宮沢賢治

言わずもがな、ジョバンニとカンパネルラが銀河を旅するお話です。

実はこのお話は『365のみじかいお話』の中には入っていないのです。

上記掲載作品は、『注文の多い料理店』『セロひきのゴーシュ』
ファンタジーめいた不思議なお話を読んで、子供たちは宮沢賢治さんに興味を持ちました

ならば!『銀河鉄道の夜』も読んであげよう!と奮起しました。
まだ複雑な感情を理解するには難しい年齢の子供たちも、銀河の旅は興味深かったようです。

こぐまマミー
こぐまマミー

カンパネルラって何回も読んでたら一度は噛んでしまうよ。

是非、この旅でジョバンニが出会う人々と感情、冒険の結末をお子様と味わってください!

追加でおすすめ【頭のいい子を育てるおはなし366】

私自身、『365のみじかいお話』が余りにも気に入ってしまいまして。
子供達も夜寝る前に本を読む事が当たり前になり、自ら本を手渡してきます。

何度も同じ話を読み返すのも乙ですが、たまには新しいお話も読みたくなります。

そこで!現在はこちらの作品を見つけて併用しています!
重複するお話もあるのですが、こちらは各話の末尾に物語のPointを書いてくれています。

なんとこちら、Amazonプライム会員なら無料で読めるんですよ。
買ったら2,530円(税込)もするこの分厚い本が!!

こぐまマミー
こぐまマミー

アマゾンさん、凄すぎます。

たったの600円(月額・税込)です。

Prime会員に入っているだけで無料で読める本が、意外とあるんです!
こちらは【Prime Reading】と呼ばれています。

解約も簡単なので、読みたい本が沢山ある期間だけ加入するのも良い使い方ですよ!

実際、私もPrime会員はもう何年も継続中です。
映画や音楽のサブスク充実、ファッション雑誌も読めるので重宝しています。

全てを購入せずに県や市が運営している図書館を利用するのもおすすめですよ。

子供たちを連れて訪れることで、図書館へ行くことが習慣になります。
本屋さんには置いていない、古き良き素敵な本と出会うこともありますよ。

まとめ

【365のみじかいお話】は
1日1ページ、365日分のお話が収録してあり高コスパ。
日本・世界の昔話や名作、落語、伝記などを網羅。

長編や歴史に興味を持つきっかけになる。
語彙力が上がる。
教訓や感情を学ぶ指南書としても役立つ。

朗読が苦手な方におすすめの記事

【小学生】読み聞かせはめんどう?Amazon Audibleで本を聴かせてみよう!

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