オンライン英会話の効果的な使い方は併用
オンライン英会話って効果がないなど言われていますね。
そうですか?
アウトプットとインプットのバランスを上手く取れれば効果は確かにあると私は思ってます。

今まさに成長中の自分と、我が子がいますよ〜
英会話だけでなく、なんでもそうですけど、併用するのが良いです。
私がやっているのは主に三つ。
1.レッスン前の5分で予習。Newな単語。何を質問してみようかな〜とか考える。
(子供のレッスンも事前にテキストをざっと一緒に見ます)
2.Youtube動画で単語やフレーズをインプットする
3.英語学習系のお気に入りアプリ周回
1はお金かかってますけど。2と3は無料です。
1〜3のひたすら繰り返し。2や3で学んだことを、1で試す感じですね。
何より重要なのは自分のレベルに合うものを見つけることです。
難しすぎると嫌になっちゃいますし、簡単すぎると成長がない。
そして焦らない。忘れるのは当たり前。人間だもの!
英語は質も大事だけど、圧倒的に量だと高校の先生が言ってました。
今回は小学校1,3年の我が子たちに、確かに効果があったYoutube動画を紹介します!
オンライン英会話併用におすすめのYoutube動画2選
アメリカの小学生が毎日使う簡単英語フレーズ120
「I want 〜」「Can I have 〜」「Can you 〜?」などすぐに子供も使える表現が繰り返し学べます。
⭐️子供の声色で読み上げるので親近感
⭐️初めは日本語を読み上げ(英文は表示されない)
少し時間をおいて英文表示&英文読み上げ
→日本語を聞いて、英文で考える時間があることが、自分で思い出す力になる
⭐️1単語ずつ、シャドーイング出来る
⭐️似た表現が断片的に繰り返し現れるのが記憶に残りやすい
集中力が途切れたら止めます。
120フレーズありますが、全部を見たことはありません。
だいたい50フレーズまでは見る、いけそうなら70か80まで。(20分程度)
約3週間で50フレーズまではほとんど丸っと覚えてしまいました。
早いのか?遅いのかわかりませんが。
この動画でフレーズを覚えることができた理由を考察してみました。
初めは日本語しか表示されず、時間差で英文が出ること
一文さらっと→単語ごとに間をあけて発音→再び一文さらっとの流れ
我が子自身も言っていました。
単語ごとに間をあけてゆっくり言ってくれるから、何回かやれば覚えられると。
このシャドーイングのスタイルが重要なんじゃないかと思っています。
ただ毎日聞いて繰り返し真似していただけ。
文法についてはほとんど知りません。子供って本当にすごいです。
フォニックス初級編 基礎音42音完全マスター
⭐️一つの動画に一つの基礎音
⭐️10分程度で完結して見やすい
⭐️モノの擬音(飛行機の音や、動物の鳴き声)を使った説明で、子供も覚えやすい
学校ではここまで詳しく教えてくれない、フォニックス!
ティーチャーまちこ、まちこ先生はとても親しみやすくて大好きになりました。
声色と表情が優しいから、毎日見れるんです。
子供もすぐ先生に馴染んで、アレクサに「ティーチャーまちこ」と手慣れた様子で音声検索をかけています。
フォニックス音が独自のイラストのマークで表示されるので、
フォニックス音 = イラスト(「ねずみの鳴き声」「飛行機」etc) = スペル
を同時にリンクして覚えていきます。
結果、単語のスペルは知らないのに、音の違いだけでスペルを想像できるようになってきました。
いや〜こんな覚え方あるんだと。驚きました。
私はひたすらに書いて覚える、隠して覚える時代の人間だったので。

Youtubeで調べればなんでも学べる時代、羨ましいです!
夏休みが終わった今、我が家はシリーズの32を見終わったところです。最後までちゃんと見るぞ!
子供の頃にフォニックスの発音を習得しておくことは後々彼らのためになります。
オンライン英会話でも教えてくれるんですけど、やっぱり細かい部分の説明は日本語でないと理解しづらいんですよね。文法もそうですけど。
Youtubeは気になる部分は巻き戻せるし、時間も関係ありませんから。ある意味気楽です。
家族でゴロゴロしながら、発音していたら、いつのまにか覚えているみたいな。
ある程度ベースを理解した後に、英語オンリーのオンラインレッスンで再び習うと効果的です。
フォニックス動画をお探しの方はおすすめですよ!
小学1年生、3年生が3週間毎日続けた結果
120フレーズの方は、50フレーズまでは日本語を見たらほぼ完璧に英文を唱えられるようになりました。
英文が表示される前に、パッと言える感じです。
フォニックスに関しては、一度動画で見た音は忘れていないようです。
小学1年生と小学3年生で覚える速さに違いがあると感じます。
もちろん年齢でなく、脳に個人差があるとは思いますが、やはり小学3年生の方が圧倒的に理解と吸収が早いです。
8〜9才くらいになると理解できることが増えるんだと、一緒に暮らす中でも感じることです。
やっぱり3年生から英語学習が始まるのには理由があるんですよね。
大事なお年頃です。
オンライン英会話も効果が現れやすい年齢なのかなと。
発音と抑揚については1年生もほぼ変わらないです。
フレーズのシャドーイング→フォニックスの順で毎日30分
120のフレーズ動画をまず50〜80まで見て、フォニックスを1音。
毎日合計30分もないくらいですかね。
何も書いたり覚えようとしたりはせず、ただ発音を真似しながら見る、それだけです。
親の私も一緒になって発音すると、恥ずかしがることもなく楽しそうに兄妹一緒に見てくれました。
小学一年生の娘は集中力が少なめなので、途中ウロウロしたりします。
英語が嫌になったら終わりなのでそこは自由にウロウロさせてます。しかしなぜか片手間でも音やフレーズは覚えていたりして。
楽しいと思える時間だけやりました。
やっぱり1日合計で30分ぐらいが限度かなという印象です。
夏休みにほぼ毎日シャドーイング
Youtube動画を見始めたのは夏休み、8月の1週目でした。
私自身が言葉の習得について、実体験をもとに感じたことがあったからです。
赤ちゃんの頃から我が子の言葉の発達を観察してきたこと。(日本語の)
オンラインで英会話を習いながら話すコツがわかってきたこと。
(私の英語力→TOEIC700〜800点レベルの問題集やアプリを周回中/留学経験なし)
以上の経験から私が身を持って体感した、言語習得の流れは以下の順番です。
赤ちゃん〜幼児期の言葉(日本語の場合)
1.発音と単語を覚える。
2.1語、2語文、3語文と覚えた単語を繋げていく。
3.助詞ありの簡単な文章で話せるようになる。
4.ある程度会話は成り立つようになった後に、難しい単語は追加で覚えていく。
ちなみに生後1年くらいまではひたすらリスニングのみ、喋りませんよね!
そして上手に話せるようになった小学生でも、作文は下手だったり。
英語習得に関しても同じではないのかと。
日本人の英語学習は、簡単な単語で会話するというスキルをすっとばして、難しい単語や構文を先に覚えていくから喋れるようにならないのでは?
日常会話を英語でやりとりする上で難しい単語はいらないのでは?
ある程度定型文の形を覚えてしまえば、簡単な単語だけでも会話は十分成り立つのでは?

そうだ!我が子で実験(言い方)してみよっと。
文法はとりあえず置いといて、文章の形をフレーズごと声に出して覚えさせることにしました。
所謂シャドーイングです。
せっかくの夏休みに何か習得できると嬉しいですし。
そんなこんなで、夏休みは毎日英語系Youtube動画を一緒に見ることにしました。
ちなみに我が家はアマプラは自由に(年齢制限あり)見れますが、Youtubeは勝手に見ない約束です!
Youtubeは使い方次第でかなり勉強のお供になってくれますが、怖いものもあるので。
自分で判断できる年齢になるまでは許可制にしていますよ!
1週間くらいで勝手に覚え出した
夏休み前の我が子の英語力はというと。
オンライン英会話で話す簡単な挨拶、先生に聞かれたことに答える、レッスンは無難に過ごせる。
だがしかし、単語は覚えていってはいるが、もう少しレベルアップして欲しいのが本音でした。
しょうがないですよね、オンライン英会話って基本的にアウトプットなので。
自学でインプットする時間がないと成長は滞ります。
結論から言うと、この実験は子供のインプットの力が凄まじいと思い知らされる結果となりました。
最初は本当に「全然わからん〜!早くて聞き取れない〜」と言っていた小学生2名。
まあ、効果あるか知らないけれどとりあえず続けてみようと。
正直あんまり期待してませんでした。
ですが何日か繰り返す度に、驚くことがおきます。
動画を見ていない時間、夕飯の時に急に英文を喋り出したんですよ。
「I feel good!」「I can’t find my socks!」
しかもリズムノリノリで。
突然頭に音が戻ってきて、思い出すらしいです。
そしてまた次の発言に驚かされます。
「これなんて意味だったっけ?」
日本語の意味は忘れているのに、英語は抑揚や発音まで完璧なんです。
文の意味よりも先に、英語の方を言えるようになっていくんです。
何度も見る度に、少しずつ発音が修正されていくのが分かりました。
順番どおりでなく、覚えやすい文章から覚えて、また忘れて、次の日に思い出して。
記憶と忘却を繰り返しながら、最終的にはちょっと難しいと言っていた文章まで上手く言えるようになりました。
正直私は一緒に見て発音しただけ。たまに教えたりしただけでほとんど何もしてないです。
そして「覚えた英語をオンラインレッスンで先生に使ってみたらいいよ」というアドバイスどおり、早速使っています。
「What’s for breakfast?」とか聞いてましたね。
「最初の出だしは同じで、お尻の単語を変えると色々言えるよ」と教えると、dinnerにしてみたりlunchにしてみたりしてました。
丸っと暗記するだけでは意味がないんですよね。
意味がわかったら、今度は自分で組み立てて、会話の中で使ってみる場所が必要なんです。
そこでオンラインレッスンで実践です。
自分の覚えたフレーズを使ってみて、通じた時は嬉しいです。
音で覚えて、意味が繋がり、使ってみるというのがスピーキングの習得の近道かなと。
まとめ
私は帰国子女でもないし、留学経験もありません。
ただ英語がちょっと得意だった、そして今でも語学が好きな普通のお母さんです。
それでも少し冗談を交えながら英語で日常会話くらいはできます。
英語が上手じゃないと子供に教えられない、ネイティブじゃないと!なんて、そんなことはないと思っています。
師匠ってレベルが上がれば切り替えていくものですよね。
今はオンライン英会話を習いながら、私が教えられることを一緒にやってみようと思っています。
自分より子供のレベルが上がったらその時は、「もう教えられることはないな、よくやった」とカッコよく言って逆に子供に教えて貰うつもりです。
私はすごい人間ではないからこそ、私の日々の学びが他の親御さんや子供たちの勇気になればいいなって思っています!
余談ですが、フォニックスとオンライン英会話で学び始めたあと。
カラオケに連れていったら歌詞の中の“World”の発音がやたら良くてコーヒー吹きました。
フレーズ動画とまちこ先生のおかげです。ありがとうございます!